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セラミック

セラミックスの非晶質構造

セラミックス材料の非晶質構造について説明します。今までにいくつかセラミックス構造について説明しましたが、その全ての構造に原子配列の単位がありその配列が固体の中で隙間なく繰り返されていました。非晶質構造とはその長期的な配列の繰り返しを持っていない材料構造のことを言います。
セラミック

セラミックスの多形転移

今回はセラミックス材料の多形と転移について説明します。セラミックス材料はそのほとんどが多形と呼ばれるいくつもの結晶構造を持っています。この結晶構造が転移することで、製品状態に大きな影響を与えてしまいます。
セラミック

セラミックスの焼成の問題点〜その2〜

セラミックスの焼結過程における問題点の中で、脱脂不良と多形転移を紹介します。有機成分の蒸発が短時間に一度に起こらないように長い時間をかけて脱脂を行うことが大事です。多形転移に関しては材料系を選定する上で事前に考慮しておく必要があります。
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セラミック

セラミックスの焼成の問題点〜その1〜

セラミックスの焼結過程における問題点を紹介します。セラミックスの焼成は非常に複雑であり、様々な原因で満足な焼結が行われず材料に悪い影響を及ぼすことがあります。時には大きな強度低下を引き起こすこともあり、製品の品質を担保する上では重大かつ困難なプロセスとなっています。
セラミック

セラミックスの焼結理論〜液相焼結〜

今回はセラミック材料の焼結過程のひとつ、液相焼結について説明します。液相焼結はセラミック材料を緻密化させるために非常に重要な技術です。平衡状態図を使いこなし、緻密化困難な材料系を攻略しましょう。
セラミック

セラミックスの焼結理論〜固相焼結〜

セラミック材料の焼結過程のひとつ、固相焼結について説明します。固相焼結は固体内部の拡散現象によって進む焼結機構になり、気相焼結とは異なり焼結が進むにつれ粒子間距離が減少していきます。粒成長もこの焼結機構でみられます。
セラミック

セラミックスの焼結理論〜気相焼結〜

今回は、セラミックスの焼結理論とともに気相焼結について説明します。焼成工程はセラミック粉末の成形体を強度の高い焼成体に変える工程で、実用性を高める非常に重要な工程です。多孔性の焼結体もありますが、緻密体を作成する一般的な方法です。
電気化学

リチウムイオン電池の正極材料〜LiNiMn系及びLiNiMnCo系材料〜

リチウムイオン電池の正極材料として層状岩塩型構造の固溶体材料について紹介します。これら固溶体材料は未だ解明されていないところも多くありますが、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウムよりも有利な特性も多く実用化が非常に期待されています。
電気化学

リチウムイオン電池の正極材料〜ニッケル酸リチウム〜

リチウムイオン電池の正極材料としてニッケル酸リチウムについて説明します。ニッケル酸リチウムはコバルト酸リチウムと同様の結晶構造であり、Liイオンに対してトポケミカル反応を行います。近年、コバルト系の代替材として活発に研究が行われています。
電気化学

リチウムイオン電池の正極材料〜コバルト酸リチウム〜

リチウムイオン電池の正極材料としてコバルト酸リチウムについて説明します。コバルト酸リチウムは商品化された最初のリチウムイオン電池の正極材料であり、古くから研究開発が進められています。また、層状岩塩型化合物は関連材料も近年多く開発され始めています。
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